巨人12安打で2得点で広島に完敗…OB斎藤雅樹氏「あともう1本っていうところがなかなか出ないですよね…」と繋がりを欠く打線に渋い顔

◆ 直近6試合で6得点…

巨人が広島に2-6で完敗。これで引き分けを挟み3連敗となり、2位の座を阪神に受け渡してしまった。

巨人の先発の井上温大は初回、菊池涼介、堂林翔太、小園海斗のヒットで2死満塁のピンチで上本崇司の強襲タイムリー、會澤翼の走者一掃の3点タイムリーツーベースで一挙4点のビッグイニングで試合の主導権を握られてしまうと、打線も広島の先発・森下暢仁に7回途中までで12安打を浴びせながらも決定打を欠く悪循環。26イニングで無得点が途切れたものの、12残塁で2得点と効率の悪い攻めが目立った。

20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した斎藤雅樹氏は「森下の粘りといえばそれまでなんですけど」と相手投手に敬意を払いつつも「やっぱりジャイアンツも今日はヒット12本出てますんで、いい感じでは出てると思うんですよ。ただあともう1本っていうところがなかなか出ないですよね…」と渋い表情。そのうえで「こういう時はもう岡本(和真)とかね、坂本(勇人)、丸(佳浩)あたりに出てくれると、これからは繋がっていくと思うんでね」と主軸の奮起に期待した。

直近6試合で6得点しかあげられていない巨人打線。これからどのような打開策を打って出るのかに注目が集まる。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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