岡山県「交通事故ワースト交差点」ワースト2位は早島中交差点 1位は?「交差点通過時に気をつけるべきこと」とは

岡山県警は、昨年(2023年)の1年間に、県内で人身事故が多発した交差点「交通事故ワースト交差点」を発表しました。

このうち、岡山県内にある交差点で最も多く人身事故が発生したのは、岡山市北区表町3丁目の国道30号「大雲寺交差点」で、車同士の事故や車と歩行者の事故など10件発生したということです。

10件のうち6件は、右折する車と対向車線を直進してくる車の衝突事故で重軽傷に繋がる事故だったということです。

大雲寺交差点は2014年からの10年間で事故の多い交差点ワースト5に5回入っていて、警察では安全確認を一層徹底してほしいと呼びかけています。

(スタジオ)
岡山県警が発表した「2023年人身事故が発生した交差点ワースト5」です。

大雲寺交差点の次に人身事故が多かったのは、早島町の早島中交差点で9件、倉敷市の西坂交差点で7件、岡山市の大供交差点と浜三丁目交差点が6件と続いています。

(春川正明コメンテーター)
「事故が多い交差点の右折時の注意点について、あらためて確認しておきます」

大前提として「対向車が優先」です。そして「2台目に注意」...これは対向車が止まってくれたと思い、曲がろうとしたら、その陰から単車が出てくることがあります。

3つめは「対向車に続く横断歩道」です。これは対向車が止まってくれて曲がろうとしたら、そこに横断歩道があって自転車が急に来たり、歩行者が渡ったりするので、曲がったあとにも横断歩道がありますよということに注意して下さい。

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