378億円レンドンがまた負傷交代 内野安打激走で太もも裏を…不良債権と呼ばれたエンゼルス打者

エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:ロイター】

レンドンが負傷

米大リーグ・エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が20日(日本時間21日)、敵地レッズ戦で負傷交代した。初回の内野安打で一塁に到達する際にハムストリングを痛めた様子。米記者は「トレーナーとグラウンドを去った」と伝えた。

またグラウンドを離れることになった。初回先頭。レンドンは三遊間へのゴロを放って激走した。遊撃手の送球が逸れて内野安打。しかし、足を痛めたようだ。足を引きずりながら交代した。

MLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者はXで「アンソニー・レンドンが内野安打で走っている時に怪我をした。ヘッドトレーナーのマイク・フロスタッドと一緒にグラウンドを去った。ザック・ネトが彼と交代」と伝えた。現地レポーターによるとハムストリングの負傷という。

レンドンは2019年オフにナショナルズからFAに。エンゼルスと7年総額2億4500万ドル(約378億円)の巨大契約を結び、今季が5年目。毎年のように故障に泣き、エンゼルスでの最多出場は2021年の58試合。昨季も43試合で打率.236、2本塁打に終わり、米メディアなどから「不良債権」と揶揄されていた。

今季開幕前には「野球は最優先事項ではない」「これは仕事だ」と語ったが賛否を呼ぶことに。開幕から主に1番起用されたが、4月上旬までは1割を切る低打率に悩まされた。この日の内野安打で今季75打数20安打、打率.267。本塁打0、打点3に留まっている。

THE ANSWER編集部

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