ドジャース・大谷翔平が6戦連続安打含む4度出塁 チャンスメーカー担うも、満塁機では空振り三振

◆ 大谷翔平は4度出塁でチャンス演出

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)が現地時間20日のメッツ戦に「2番・指名打者」で先発出場。6試合連続安打となる二塁打を含む4度の出塁をマークした

メッツ先発は3年目右腕ブット。1点先制を許した初回、無死二塁で迎えた第1打席は、カウント3-1からワンバウンドのスライダーをしっかり見送り、四球で出塁。続くフレディ・フリーマンが中前適時打を放ち、すぐさま同点に追いついた。

2回裏、二死一塁で迎えた第2打席は、大谷への2球目で一塁走者ベッツが盗塁に成功。再び得点圏となったが、この打席もカウント3-1から明らかなボール球で四球。その後二死満塁としたが、テオスカー・ヘルナンデスが三振に倒れ、無得点に終わった。

再び1点を追う5回裏の先頭打者として迎えた第3打席は、カウント2-2から低めボールゾーンへ落ちるスライダーを上手く拾って右翼線へ。打球はワンバウンドでスタンドへ入り、エンタイトルツーベースとなった。大谷は続くフリーマンの一ゴロで三塁へ進み、マックス・マンシーの中犠飛で同点のホームを踏んだ。

3点ビハインドとなった6回裏の第4打席は、一死満塁の絶好機で3番手右腕スミスと対戦。カウント2-2から内角に食い込むカットボールにバットが空を切り、空振り三振を喫した。

2点ビハインドの8回裏、一発出れば同点の状況で大谷が第5打席を迎えると、メッツ守護神ディアスが前倒しで登板。初球で一塁走者ベッツが盗塁に成功すると、以降4球をスイングすることなく、この試合3度目の四球出塁。その後一死満塁となったが、テオスカー・ヘルナンデス、マンシーが連続三振に倒れ、無得点に終わった。

この試合の大谷は2打数1安打、3四球、1三振という内容。4度の出塁でチャンスメーカーとしての仕事を果たした一方、満塁での第4打席は悔しい三振に終わった。連続試合安打を6試合、連続試合出塁を19試合に伸ばし、今季成績は打率.359、OPS1.049となっている。

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