伸びあがる直球インズバに「惚れる」 新天地で快投の吉田輝星が「輝いて見えた」

ソフトバンク戦に登板したオリックス・吉田輝星【画像:パーソル パ・リーグTV】

3者凡退の快投を見せた吉田輝星

■ソフトバンク 3ー3 オリックス(20日・PayPayドーム)

オリックスの吉田輝星投手が20日、PayPayドームでのソフトバンク戦に登板。1イニングを3者凡退に抑える快投を見せた。武器の直球で空振り三振を奪うシーンもあるなど、「まじでインコースの真っ直ぐ惚れるわ」「本当にいいストレート」とファンも拍手を送った。

今季9試合目のマウンドは、0-0で同点の延長12回だった。1点取られるとサヨナラとなる場面だが、落ち着きのある投球を見せた。先頭の周東佑京内野手には直球を続け、高めの144キロ直球で空振り三振を奪った。

その後、アダム・ウォーカー外野手、柳田悠岐外野手には変化球を交えて打ち取り、引き分けで試合を締めた。

試合を配信した「パーソル パ・リーグTV」は、公式Youtubeに動画を公開。ファンからも「吉田の活躍本当に嬉しい(ちなハム)」「今日は特に輝星が輝いて見えた」「もう何が起こるか分からんような展開やったはずやのに、さっと3人で締めてくるのすごいよ」「オリックスで躍動しててくれて嬉しいよ」「漂うラスボス感」と称賛の声があがっていた。

金足農3年時の夏の甲子園では準優勝し、2018年ドラフト1位で日本ハムに入団した。2022年には51試合に登板するも、昨年は3登板にとどまってオフにオリックスへトレードに。新天地ですでに昨年以上の試合に登板し、戦力となっている。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2