大谷翔平、満塁での三振「もちろん反省」 得点圏で打率0割台と苦戦「切り替えて」

試合後に取材に対応したドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

満塁のチャンスでは空振り三振…得点圏打率は.095に

■メッツ 6ー4 ドジャース(日本時間21日・ロサンゼルス)

ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地・メッツ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、6試合連続安打で打率を.359に上げたが、得点圏では凡退。試合後には取材に応じ、6回に満塁の好機で三振したことについて「もちろん反省はしますけど。早く切り替えないといけない」と振り返った。

大谷は1点を追う5回先頭、右腕ブットの低めに沈むスライダーを引っ張り、エンタイトル二塁打とした。初回無死二塁、2回2死二塁、8回1死二塁と四球で出塁。1試合3四球、4出塁は今季初めて。18試合連続出塁となった。

チームは先発のストーンが4回途中5四球4安打2失点で降板。3番手の元広島ブレイシアは同点の6回にマルテに痛恨の勝ち越し3ランを被弾した。打線は1点差に迫った6回2死満塁、8回1死満塁のチャンスを生かせず。13残塁の拙攻が響いた。

3連敗のチームについては「投打が噛み合っていないのはありますけど、それでも全試合近い点差で粘っていると思いますし、そこはみんな必死になってやっているので切り替えていくしかないかと思います」と話した。

大谷は、得点圏では開幕から苦戦。6回1死の満塁の場面では空振り三振に倒れ、得点圏での成績は21打数2安打で打率.095となった。「もちろん反省はしますけど。早く切り替えないといけないので、何が悪かったのかを振り返って、切り替えていきたい」と話した。アプローチについては「変えないようにするのが変えたこと。全打席、どんな状況でも変えずにいければなと思います」と説明した。(Full-Count編集部)

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