華やかに彩る大輪 愛染寺でボタン見頃 「写真映えするスポットだ」/岡山・津山市 

城西重伝建地区にある岡山県津山市の愛染寺でボタンの花が見ごろを迎え、色とりどりの華やかな大輪が境内を彩り、参拝者らの目を楽しませている。

50年以上前に前住職の豊福光禅さんが植え始めたのが始まりで、現在は希少種を含めて約130種を豊福晃正現住職たちが大切に育てている。本堂や客殿の玄関前には白色と桃色のコントラストが美しい「初化粧」、鮮やかなピンク色と大振りの花が目を引く「島茜」、紫色の華美な「写楽」などが咲き誇り、訪れた人たちは写真を撮るなどして思い思いに過ごしている。

カメラを手にしていた小田中の小竹隆志さん(66)は「たくさんの品種のほかに、キリシマツツジ、八重桜も咲いており、とても写真映えするスポットだ」と話していた。

遅咲きの品種もあり、4月末まで楽しめるという。

愛染寺の境内を彩る大輪の花

© 津山朝日新聞社