アーセナル冨安が打撲&腫れで欠場 ファン「不在に不満」と英指摘…監督は“予防措置”主張

冨安健洋がウォルバーハンプトン戦を欠場【写真:徳原隆元】

4月17日のCLバイエルン戦で打撲

イングランド1部アーセナルは、現地時間4月20日に行われたプレミアリーグ第34節ウォルバーハンプトン戦で2-0と勝利した。日本代表DF冨安健洋はベンチ外。ミケル・アルテタ監督によれば、打撲のために予防措置で欠場させたという。英メディア「フットボール・ロンドン」が伝えた。

アーセナルは前半45分、ベルギー代表FWレアンドロ・トロサールのゴールで先制。後半アディショナルタイムにはノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが追加点を奪って2-0でウォルバーハンプトンを下し、暫定首位に立った。

4月17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦のドイツ1部バイエルン・ミュンヘン戦(0-1)に先発出場した冨安はベンチ外。アルテタ監督はその理由について、「彼は試合中(17日のバイエルン戦)に打撲を負い、少し腫れもあり、この試合でプレーするのには完璧ではなかった」と説明した。

アーセナル専門サイト「Arsenal Insider」は、「アーセナルはゲームをコントロールしたが、一方で守備陣には神経質な瞬間も見られた」と言及。「冨安健洋は水曜日のバイエルン戦で先発出場したもののベンチ入りすらできず、ヤクブ・キビオルが左サイドバックで代役を務めた。キビオルのプレーは不安定だった。冨安は怪我でシーズンの多くを欠場したが、この数週間で復帰しており、ファンは彼がいないことに不満を抱いていた」と伝えた。

プレミアリーグの優勝争いをするうえでも、冨安が大事に至らないことを祈るばかりだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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