レッドソックス・吉田正尚が日米通算150号となる2号2ラン 今季20試合目で初の猛打賞

● パイレーツ 2-4 レッドソックス ○
<現地時間4月20日 PNCパーク>

ボストン・レッドソックスが接戦制して2連勝。吉田正尚外野手(29)は「5番・指名打者」でフル出場し、2号2ラン含む3安打を記録した。

パイレーツ先発はエースのケラー。初回、レッドソックスが1点を先制し、なおも一死一、二塁という状況で迎えた吉田の第1打席は、初球のフォーシームを引っ張り、右前安打でチャンス拡大。続くボビー・ダルベックの内野ゴロの間に追加点を挙げた。

そして、1点差に迫られ迎えた6回表の第3打席。一死一塁から、初球の甘く入ったシンカーを振り抜き、右中間スタンドへの2号2ラン。日米通算150本目となる節目の一発でリードを広げた。

さらに、8回表には左翼線へ打ち上げた打球が二塁打となり、今季初の1試合3安打を記録。4打数3安打、1本塁打、2打点の活躍で、今季成績は打率.250、OPS.700へ上昇した。

結果的に吉田の本塁打が貴重な得点となり、レッドソックスは2点差で勝利。先発したカッター・クロフォードが7安打、3四球を与えながらも6回1失点でまとめ、今季1勝目。元NPBのクリス・マーティン、ジョエリー・ロドリゲスがともに4ホールド目を記録。2連勝で敵地でのカード勝ち越しを決めた。

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