カメレオンや世界のカブトムシ集合 触れ合い楽しめる新施設オープン 兵庫県神河町

大きな角が特徴のネプチューンオオカブト=神河町猪篠

 兵庫県神河町猪篠の神崎農村公園ヨーデルの森に、昆虫や爬虫(はちゅう)類と触れ合える施設「わくわくふれあいジャングル」が新たにオープンした。ペットとしても人気のあるカメレオンや世界のカブトムシなど30種類以上が来場者を出迎える。米国原産のヘビ「コーンスネーク」を首に巻いて写真が撮れるコーナーもある。

 新施設は各地のテーマパークで昆虫展などを企画する「ワールドプロデュース」(東大阪市)が運営。生き物たちは飼育ケースに入れられており、係員の指導を受けながら手に乗せたり背中を触ったりできる。

 長い角が特徴的なギラファノコギリクワガタや、頭部がヒョウ柄になったヒョウモントカゲモドキなど、じっくり観察したくなる生き物がずらり。枯れ葉に擬態するユウレイヒレアシナナフシは、風に吹かれる葉のように体を左右に揺らす様子が見られる。

 同施設のチーフスタッフの平原洋一さんは「生き物たちはみんなかわいい顔をしているので、触るのが苦手な人も一度近くで見てみて」と話す。

 わくわくふれあいジャングルは、今年は10月27日まで営業。3歳以上千円(見学のみは700円、別途ヨーデルの森への入園料が必要)。カブトムシやクワガタは、成虫や幼虫の販売もしている。同園TEL0790.32.2911 (喜田美咲)

© 株式会社神戸新聞社