「党派を超え民意示そう」 衆院長崎3区補選 立民・泉代表 東彼杵などで訴え

報道陣の取材に応じる泉代表=大村市竹松本町

 立憲民主党の泉健太代表は20日、衆院長崎3区補選に出馬した同党前職の山田勝彦候補(44)の応援で長崎県東彼東彼杵町などに入り、有権者に「しっかり投票に行き、党派を超えて民意を示そう」と訴えた。
 同町総合会館であった個人演説会で、泉代表は「自民党には自浄作用がない」と批判。「地域を大事にする政治を一緒につくろう」と呼びかけた。
 大村市内で報道陣の取材に応じ、「白票は裏金政治の、投票に行かないことは古い政治の延命になり、政治を変えない」と指摘。
 新人の井上翔一朗候補(40)を擁立した日本維新の会については「特段注目していない。相手がどの党かということではない」とした上で、「新しい政権をつくるつもりがあるのか、自民と近しい関係で運動するのか立ち位置が見えない」と述べた。

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