「15歳は可能性を秘める」張本美和、殊勲の銅メダルを中国メディアも高評価 世界3位撃破の急成長は「明らかに予想を超える」【ITTFワールドカップ2024】

卓球の「ITTFワールドカップ2024」は20日、女子の準決勝が行われ、世界ランキング12位の張本美和(木下グループ)は同2位の王曼昱(中国)と対戦。2-4で敗れ銅メダルとなった。

◆【動画アリ】張本美和、世界2位の王曼昱に敗れるも2ゲーム奪取の大奮闘 15歳が快進撃で銅メダル獲得

■2ゲームを奪取し大奮闘

世界2位の王曼昱を前に決勝進出を狙った張本美。2ゲームを先取される苦しい展開も、第3、5ゲームを奪うなど中盤以降は互角の打ち合いを演じる。第6ゲームを奪われ力尽きたが、日本勢の前に立ちはだかってきた王曼昱を最後まで苦しめた。

殊勲の銅メダルとなった張本美の戦いに中国メディア『捜狐』も評価を与え、「五輪のサイクルが回ってきて新星となっている15歳の日本人選手は大きな可能性を秘めている」と絶賛。

さらに、「この段階での進歩は明らかに予想を超えており、兄のトモカズ・ハリモトを上回る可能性もある」とともに銅メダルを獲得した兄を引き合いに、そのポテンシャルを称賛した。

今大会では世界3位の王芸迪を破るなど殻を破った張本美。昨年から続く15歳の成長は止むことを知らない。

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