不動産の相続で最も不安だったこと 「手続き」は僅差で次点 1位の理由は「複雑」「不透明」「分からない」

相続は人生でそう何度も経験することではないため「何をすればいいんだろう?」「大きなお金が動くから税金が心配」など、不安がる人も多いだろう。

NEXER社はこのほど、総合不動産業のニーズ・プラス社と共同で、家や不動産の相続をしたことがある(もしくは、する予定がある)全国の男女500人を対象に「相続の際の不安」に関するアンケートを実施した。

その結果によれば、半数以上(59.4%)が不動産を相続する際に「不安な点があった」と回答した。もっとも不安だったことを聞くと「相続税」(26.3%)が最多。次いで「手続き」(24.9%)、「相続した不動産の扱い・費用」(17.8%)、「家族や親族とのトラブル」(16.2%)が続いた。

最大の不安材料として「相続税」を挙げた人からは「払えるか分からないので」(20代女性)、「知識がないため、どれくらいかかるかなどが全く分からなかったから」(30代女性)、「やり方などが複雑のため」(30代男性)、「税金でいくら支払う必要があるか不透明だから」(30代男性)などの理由が寄せられた。

その不安を解消するためには「事前に専門家に相談するのが一番分かりやすいと感じた」(30代女性)、「簡単でもいいので、目安にできる分かりやすい表みたいなのが欲しい」(40代男性)、「税理士に依頼する」(40代男性)などの声があった。

・株式会社ニーズ・プラス ホームページ:https://www.needs-p.jp/

(よろず~ニュース調査班)

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