ツツジ10万本 彩り鮮やか 佐世保・長串山公園 長崎

見頃を迎えたツツジを背に撮影を楽しむ来場者=佐世保市、長串山公園

 長崎県佐世保市鹿町町の長串山公園で約10万本のツツジが見頃を迎えている。赤やピンクで山肌を彩り、眼下に広がる青い海とのコントラストを楽しむ観光客でにぎわっている。
 公園を管理する西海観光企画によると、北九十九島や平戸島を見渡せる標高234メートルの長串山一帯に、平戸ツツジ45種類と久留米ツツジ30種類が植栽されている。今年は暖冬の影響で開花が早いかと思われたが例年通りの開花となった。
 来場者は「きれいね」とツツジを背に写真撮影。40年ぶりに訪れた佐世保市大黒町の金子かおりさん(51)は「小学生の頃に訪れた時の美しい風景が忘れられない。当時を思い出します」と懐かしそうに話していた。
 同園では4月末まで「長串山つつじまつり」を開催中。入園料は大人500円。

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