バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希(28)が〝大車輪〟の活躍で、チームに白星をもたらした。
3戦先勝方式で争うイタリア1部セリエAのプレーオフ3位決定戦(20日=日本時間21日、イタリア・ミラノ)の第2戦では、石川が所属するレギュラーシーズン6位のミラノがホームで同1位のトレンティーノと対戦。2―3で敗れた初戦に続いてフルセットまでもつれるも、3―2で勝利を飾り、通算成績を1勝1敗にした。
全セットでスタメン出場した石川は、攻撃の軸として鋭いアタックなどで得点を重ね、チームトップとなる21得点をマーク。「今日はフルセットで勝てたので、まず良かったです」と振り返った。
第3戦は24日(日本時間25日)に敵地で行われる。チーム最高位の3位入りへ「(勝利数が)1対1になったので、残り最低でも2戦ありますし、しっかりと(次の)3戦目が大事になってくる。相手のホームでしっかり勝ち切って、またこのミラノのホームで試合ができるように、しっかり準備していきたいと思います」と闘志を燃やした。