【陸上】110m障害 パリ五輪内定の泉谷駿介にファンも期待「12秒台出してメダルを」

泉谷駿介

陸上男子110メートル障害で日本記録保持者の泉谷駿介(24=住友電工)に対する〝周囲の期待〟が大いに高まっている。

昨年の世界選手権では決勝でスタート時に両脚がつるアクシデントに見舞われながらも、表彰台とわずか0秒10差の5位入賞を果たした。東京五輪では準決勝敗退に終わったが「悔しさを背負って、いろんな大会に臨んでそれが成長につながった」と前を向いて突き進んでいる。

20日に中国・福建省アモイで行われた世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第1戦の同種目では、スタートから果敢に攻めて13秒17で3位に入った。参加標準記録の13秒27を突破し、約3か月後に開幕するパリ五輪の出場権を奪取。トラック種目では日本勢内定第1号となった。

泉谷の走りには多くのファンが大興奮。「泉谷駿介選手パリ五輪内定おめでとうございます。今シーズンのご活躍もとっても楽しみです」「今シーズン初戦で決めてくるのすごすぎる」「五輪で12秒台出してメダルを取ってほしい」「泉谷これでパリ内定か。メダルに絡んで欲しいな」などの声が上がっている。

レース後の泉谷は「今年の五輪は3番以内に入れるように頑張りたい」ときっぱり。悲願の表彰台へ、気合は十分だ。

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