18番のセカンド地点で中断 畑岡奈紗「きょうはうまく伸ばした」

うまくスコアを伸ばせた(撮影/村上航)

◇女子メジャー第1戦◇シェブロン選手権 3日目(20日)◇ザ・クラブ at カールトンウッズ(テキサス州)◇6889yd(パー72)

最終18番のセカンドショットを打つ前に、悪天候で中断を知らせるホーンが鳴った。2アンダー21位からスタートした畑岡奈紗は、この日17ホールを終えた時点で4バーディ、1ボギーとスコアを伸ばしていた。13ホールを終えた時点で5アンダーにつける勝みなみと並ぶ位置で、「きょうはうまく良い感じに伸ばせていた」と好感触が残る一日になったという。

前半3番(パー3)はティショットを左の池に入れてボギーを先行させた。7番(パー3)でピン手前2m弱につけるショットでバーディを拾い、続く8番(パー5)では2オン2パットのバーディにして勢いづいた。10番はピン手前2m強のチャンスを決めきり、13番(パー5)ではアプローチでピンそばにつけてこの日4つ目のバーディを奪ってみせた。

18番セカンド地点で中断(撮影/村上航)

雲行きが怪しい中、「(自分は)終わるぐらいかなと思っていた。だけど、ちょっと待っていたら鳴っちゃいました。でも、この状態でプレーしていても最終ホールだけとはいえコンディションが(雨で)違いすぎて難しかったと思う。あしたまた新しい気持ちでプレーできれば」と気持ちを切り替えて最終日に臨む。

暫定にはなるが、首位とは6打差はある。「できれば、あした一つでも多く伸ばして第4ラウンドにいければ」と気合を入れた。(テキサス州ザ・ウッドランズ/石井操)

トップとは6打差(撮影/村上航)
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