“釣ったフグを刺身に”食中毒で30代男性1人入院 石川・七尾市

19日午後、七尾市で自分で釣ったフグを刺身にして食べた30代の男性が食中毒で病院に運ばれました。

石川県によりますと、食後およそ2時間で息苦しさや倦怠感を発症し、市内の病院に運ばれたということです。男性は入院しているものの、回復傾向にあり、「フグ」による食中毒と診断されました。

厚生労働省によりますと、フグの毒は塩もみや、水にさらす、加熱などの調理をしても毒性が弱くなることはなく、食べた場合には食後20分から3時間程度でしびれや麻痺症状が出るということです。

死亡事例も確認されていて、厚生労働省は自分で釣ったフグの処理は資格のある人に依頼するか、食べないよう呼びかけています。

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