デフバスケ三瀬選手(佐賀市出身)の記念品展示 日本代表Tシャツなど SAGAアリーナ

三瀬稜史選手の日本代表シャツやユニホームなどが展示されているSAGAアリーナ=佐賀市

 聴覚障害者によるデフバスケットボールの三瀬稜史(みつせ・たかし)選手(30)=佐賀市出身=の記念品が、同市のSAGAアリーナに展示されている。県から「SSPトップアスリート」に認定されている三瀬選手は日本代表の経験もあり、代表のTシャツや大会トロフィーなどを間近に見ることができる。

 バスケットボール男子・Bリーグ1部(B1)の佐賀バルーナーズのシーズンが大詰めとなり、アリーナを訪れる人たちに見てもらおうと開いている。

 三瀬選手は東京レゾネイターズに所属。チームはこれまでに、全日本選手権3位やアジア太平洋クラブカップ4位などの成績を残している。2025年に東京都で開かれるデフリンピックに向け、三瀬選手は「夢を与え、デフバスケの魅力を発信する」と意気込んでいる。

 展示は5月31日までで、来場者は自由に見ることができる。(北川尊教)

「SSPトップアスリート」にも認定されているデフバスケットボールの三瀬稜史選手(提供写真)

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