「私たちは信頼し合っている」レヴァークーゼンのロルフェスMDがシャビ・アロンソ残留の理由を明かす

写真:シャビ・アロンソ監督はレヴァークーゼン残留を表明している©Getty Images

レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督は、リヴァプールやバイエルンの監督候補として名前が挙げられていた。しかしシャビ・アロンソ監督は同クラブ残留を表明。ステップアップの時期に関して「今が正しいタイミングだとは思えなかった」と来季もレヴァークーゼンで指揮を執ることを表明している。

レヴァークーゼンのマネージングディレクター(MD)を務めるシモン・ロルフェス氏は、イギリス『Mirror』のインタビューに応じ、シャビ・アロンソ監督残留の理由を明かした。

リヴァプールやバイエルン、レアル・マドリードへのステップアップに関して問われたロルフェスMDは「あらゆることをオープンに話し合っている」と語り、シャビ・アロンソ監督の退団について心配をしていなかったようで、以下のように続けた。

「私の感触は常にかなり良かった。確かに(ステップアップの)興味はあったが、彼はレヴァークーゼンで仕事をするのが好きだというのが私の感覚だった。彼は選手、クラブ、サポーターといい関係を築いており『もう少しここに居続けてもいいかもしれない』と考えている。私たちはともに達成すべき目標がたくさんある」

レヴァークーゼンは前節ブレーメン戦で勝利し、クラブ史上初となるブンデスリーガ優勝を達成。国内カップ戦のDFBポカールでも決勝に駒を進めている。また、UEFAヨーロッパリーグ(EL)でもウェストハムを制し、準決勝に進出しており、3冠を視野に入れている。

残されたカップ戦については「今は準決勝に進んだが、EL決勝に行きたい」とし、公式戦44試合無敗を続けるチームに自信を持っているようだ。

「DFBポカールの決勝戦も控えており、選手、スタッフ、クラブ、ファンの全員にとって大きなモチベーションとなっている。これは今後も試合に勝ち続ける大きなエネルギーとなる。記録が続くことは特別なことで、歴史的な瞬間となっている」

レヴァークーゼンは現地時間4月21日に、ブンデスリーガ第30節ドルトムント戦を控えており、その後は第31節シュトゥットガルト戦、EL準決勝ローマ戦と難敵相手が続いていく。

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