今永昇太、6回3失点で無傷の3連勝&防御率0.84 初自責点&初被弾も試合作る

○ カブス 5 - 3 マーリンズ ●
<現地時間4月20日 リグリー・フィールド>

カブスの今永昇太投手(30)が20日(日本時間21日)、本拠地でのダブルヘッダー2試合目となるマーリンズ戦に先発登板。6回5安打3失点(自責点2)と好投しメジャー初登板から無傷の3連勝を達成した。

3回まで1安打無失点と上々の立ち上がり。しかし1点リードで迎えた4回、一死から遊撃・ホーナーの失策で走者を背負うと、4番・アンダーソンに左翼線を破る適時二塁打を浴び同点に追いつかれた。なおも一死二塁で続く・チザムにも右前適時打を許し2失点目。これがメジャー4戦目にして初の自責点となった。

6回には一死からメジャー初被弾。3番・ベルに真ん中に入った92.4マイル(約149キロ)の直球を左中間席へ運ばれ、痛打された瞬間に天を仰いだ。

それでも後続は退け、6回92球、5安打3失点(自責点2)、5奪三振無四球の内容で降板。メジャー2度目となるクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成し防御率は0.84となった。

カブス打線は1-3と2点を追う6回裏、9番・カナリオの左越えソロで1点差に迫ると、なおも一死二、三塁の好機で4番・ブッシュが2点適時打を左前へ運び逆転。その後も1点を追加し今永に3勝目の権利が発生した。救援陣は今永のあとを受けたブラウンとネリスが無失点リレー。鮮やかな逆転勝ちでダブルヘッダーを1勝1敗で終えた。

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