築城基地の自衛隊員”不同意わいせつ”で逮捕

福岡県豊前市の公園の女子トイレに侵入し、女子高校生の体を触るなどしたとして、自衛隊員の男(26)が20日、緊急逮捕されました。

建造物侵入と不同意わいせつの疑いで緊急逮捕されたのは航空自衛隊・築城基地に所属する佐々木泰祐容疑者(26)です。

警察によりますと佐々木容疑者は20日午前10時半ごろ、豊前市の天地山公園にある女子トイレに侵入し、壁を乗り越えて17歳の女子高校生が入っている個室に入り込み、体を触るなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。

高校生はスマートフォンのスピーカーを聞こえるようにして110番通報し、応対の声を聞いた佐々木容疑者は驚いて車で逃走しました。

警察は車のナンバーなどから佐々木容疑者を割り出し、20日夕方、任意で事情を聞いたところ、容疑を認めたため緊急逮捕しました。

航空自衛隊によりますと、佐々木容疑者は築城基地の第8航空団所属の空士長で、機体や装備品の整備業務などを担っているということです。

築城基地の上村博之司令は「隊員が逮捕されたことは誠に遺憾。今後の捜査に全面的に協力し、さらなる服務規律の維持徹底を図る」とコメントしています。

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