「朝パフェ」食べて山形観光 3回目のキャンペーン、10月まで展開

上杉城史苑内のカフェル・シエルで提供されているおしょうしなパフェ

 やまがた観光キャンペーン推進協議会は今月から10月末まで、午前中限定の特典が楽しめる「朝パフェやまがたキャンペーン」を展開している。3年目の今回はデジタルマップを導入し、参加飲食店や周辺観光施設の周遊を提案している。

 今年の参加店は現在32店(これから実施の店舗を含む)。各店が午前中のみの限定メニューやサービスを用意する。県とJR東日本が取り組む春の観光キャンペーンの一環。ランチ前の時間帯の誘客策として、新鮮な果物を使ったパフェを味わってもらう狙いから、2022年に始まった。

 デジタルマップは衛星利用測位システム(GPS)に連動し、行きたい観光施設周辺の参加店の検索やカテゴリ別の検索もできる。

 上杉城史苑(米沢市)内のカフェル・シエルは「上杉神社周辺を訪れた人に、ご当地パフェを堪能してもらいたい」と、今年から参加。自家製コーヒーゼリーの上にウコギのアイス、米沢産の米粉を使ったバウムクーヘンなどが載ったおしょうしなパフェ(990円)を提供する。午前中の特典はパフェとドリンクをセットで頼むとドリンクが割引される。

 今月から6月末まではデジタルスタンプラリーを展開。朝パフェ参加店にあるQRコードをスマートフォンで読み取り、スタンプを取得する。スタンプ数に応じて抽選に申し込める。7月からはインスタグラムキャンペーンを展開する。「#朝パフェやまがた2024」を付けて写真を投稿した人にはプレゼントが当たる。

朝パフェキャンペーンのデジタルスタンプラリーをPRするチラシ

© 株式会社山形新聞社