「阪神園芸さんなら大丈夫」甲子園の阪神-中日戦は午後2時53分開始 勝てば6連勝で今季初の首位 ファンの願いが届く

 シートの敷かれた甲子園球場(撮影・石井剣太郎)

 「阪神-中日」(21日、甲子園球場)

 午前中から雨が降りしきる中、甲子園球場は開門した。試合開始が遅れていた中、午後2時53分にプレーボールがかかった。

 Xではファンの願いが殺到。日曜日でチケットは前売り段階で完売。勝てば今季初の6連勝で首位に立つ一戦となる。グラウンド整備を担う阪神園芸にも注目が集まっており「阪神園芸さんなら大丈夫」「我らの阪神園芸を信じるしかない」「頑張れ阪神園芸さん」とのツイートが集まっている。

 他にも「甲子園」や「雨天中止」がトレンド入りしており、岡田監督も20日の試合後に「ちょっと雨がね、予報が悪いみたいなんだけど、才木はぜひやりたいと言ってたんでね。まぁ、できると思うので、先発が勝ち星つきだしたので、才木ももうついてるんだけど、今度また2勝目狙ってもらいたいですね」と期待を込めていた。

 球場は小雨が降りしきる中、13時10分頃から全面シートを撤去して阪神園芸のスタッフがグラウンド整備を開始した。試合開始の遅延が発表される中、懸命の作業が続いていた。午後2時53分にプレーボールがかかると、スタンドからは大きな拍手がわき起こった。

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