西武が大量入れ替え 40歳栗山巧ら4選手抹消 古賀悠斗は脳振とう 山村崇嘉は右太もも裏肉離れ

西武・栗山

◆西武―楽天(21日、ベルーナドーム)

西武は21日、栗山巧外野手(40)、元山飛優内野手(25)、古賀悠斗捕手(24)、山村崇嘉内野手(21)の出場選手登録を抹消し、山野辺翔内野手(29)、柘植世那捕手(26)、若林楽人外野手(26)を新たに登録した。

西武一筋23年目の栗山は今季8試合で26打席の出場で打率1割5分にとどまっていた。打席数を重ねて調子を上げてもらうため、ファームでの再調整になったという。

古賀は20日の楽天戦でマスクをかぶっていた際、楽天石原のスイングしたバットが頭に当たり、脳振とうの疑いと診断された。脳振とう特例措置の対象選手で、通常の抹消期間の10日間を待たずに再登録することも可能。ただし日本野球機構(NPB)のガイドラインに従った復帰プログラムをクリアすることが必要になる。

山村は20日の楽天戦で9回に二ゴロで一塁へ走った際、右脚を痛めて交代。球団によると右太もも裏の肉離れという。出場機会が限られていた元山も再調整のため抹消された。

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