匝瑳市飯高の飯高寺(飯高檀林跡)で色鮮やかなボタンの花が見頃を迎え、訪れた人々の目を楽しませている。
講堂近くのボタン園は約500株が植えられ、地域住民でつくる「史跡飯高檀林跡を守る会」のメンバーが年間を通して管理。今年も赤や紫など色とりどりの大輪が咲き誇っている。
会によると、ここ数日で一気に開花が進み、19日時点で全体の7割ほどが咲いた。来訪者は花に見入ったり写真撮影したりしていた。千葉市緑区の女性(72)は「ボタンの時期に来たのは初めて。たくさん咲いていてすばらしい」と話した。
入園は肥料代などに充てる協力金100円。市ホームページ「花だより」コーナーで開花状況を紹介している。