阪神 甲子園球場は午後2時45分開始 雨天の中、試合開始へ阪神園芸の整備がスタート 全面シートを完全に撤去

 雨が降る中、シートがめくられ、試合に向け準備が始まる(撮影・山口登)

 「阪神-中日」(21日、甲子園球場)

 試合開始が遅延すると発表された。内野の全面シートを完全に撤収するなど、試合開始に向けて準備が始まった。球場ビジョンでは午後2時45分の開始が発表された。

 午後2時の試合開始に向けて、同1時10分頃から内野にかぶせていたシートの撤収作業が始まった。30人以上の人員で、まずはシートを右翼部分に運んで、シートの上にたまった水を落とした。

 続いて、再び内野部分に戻して、巻き上げ作業を開始。まだ、雨粒が落ち、スタンドには傘や雨具を着用する観客が目立っているが、試合開始へ全力が注がれている。

 20日の試合後、すぐに内野部分をシートで覆ったため、現時点で水が浮いた場所は見当たらず。外野の芝生はぬれているが、阪神ナインは試合前練習でノックを受けるなど対策を講じていた。

© 株式会社神戸新聞社