レアル指揮官、ワン・クラブ・マンのナチョ去就に言及「将来は彼が決めること」

ナチョ・フェルナンデス 写真:Getty Images

レアル・マドリード(スペイン1部)を率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、スペイン代表DFナチョ・フェルナンデスの去就について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。

マドリード下部組織出身で2011年にトップチーム昇格以降、DFラインの全ポジションでプレー可能なユーティリティ性を武器にワン・クラブ・マンを貫いているナチョ。キャプテンに就任した今季もここまで公式戦36試合に出場している。

そんなナチョだが、契約満了を迎える今夏に下部組織から過ごしたマドリード退団を決意したとスペイン『マルカ』などが報道。そのなかで、アンチェロッティ監督は21日に行われるラ・リーガ第32節のバルセロナ戦を前にした記者会見でスペイン代表DFの去就について言及している。

「彼の将来は彼が決めることだ。彼は重要なことをやっている。マンチェスター・シティ戦では、プロフェッショナルな仕事をして見事な試合をしてくれた。彼はこれまでも、そして今もこれからも、偉大なセンターバックであり続けるだろう。我々にできるのは彼の決断を尊重することだ。彼らが何を決めるかは自由だ」

なお、ナチョはマドリード以外での国内クラブでのプレーを望まず、国外クラブへの移籍を希望。昨夏に関心を示したインテルやメジャーリーグサッカー(MLS)からの関心が浮上している一方で、マドリードはその後釜にリール(フランス1部)でプレーするU-21フランス代表DFレニー・ヨロに注目しているとされている。

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