親・運転手・飼い主「責任は誰に?」 犬にほえられ後ずさり…子どもが車にぶつかる ネット上で議論が勃発 韓国

韓国で、犬に驚き後ずさりした子どもが、後ろから来た車にぶつかる事故が発生した。
この事故が取り上げられると、親・運転手・犬の飼い主の責任をめぐる論争が勃発。
韓国の交通事故専門の弁護士は、「飼い主に100%の責任がある」と指摘している。

事故映像が火種に…責任の所在をめぐり論争

韓国の路上を親子が歩いていると、突然子どもが後ずさりした。

すると次の瞬間、子どもが後ろから来た車にぶつかってしまった。

幸い大きなけがはなかった様子。
しかしこの映像が、論争の火種になった。

実は、子どもは犬にほえられて驚き、後ずさりして車にぶつかってしまったのだ。

韓国のネット上では、悪いのは親か、車の運転手か、あるいは犬の飼い主かと、責任の所在をめぐる論争が繰り広げられている。

「飼い主に100%の責任」 過失致傷にあたる可能性も

ネットには、「親なら子どもの反応を予測して守るべき」という意見や、「車近すぎだし速すぎ」などの意見が挙げられていた。

また、「犬がほえながら走ってきた」「100%、犬のしつけを怠った飼い主の責任」など、さまざまな論争が起きていた。

ネット上では、「犬の飼い主による責任」という意見が、多くを占めている。

韓国の交通事故専門の弁護士は、「飼い主に100%の責任があり、過失致傷にあたる可能性がある」と指摘している。
(「イット!」 4月17日放送より)

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