「監督をいますぐクビに!」ドジャース泥沼3連敗でファンの怒り爆発…大谷またも得点圏で打てぬ“勝負弱さ”

ロバーツ監督(右)と談笑する大谷翔平(写真・AP/アフロ)

4月21日(日本時間、以下同)、ドジャースが今季初の3連敗を喫した。

本拠地・ドジャースタジアムでのメッツ戦に、大谷翔平は「2番・DH」で先発出場。2打席連続四球に続く第3打席では二塁打を放ち、その後、同点となるホームを踏んだ。しかし、1死満塁で迎えた第4打席、本塁打が出れば逆転という場面では空振り三振。この日は3四球、1安打だった。

この試合、ドジャースには4度の満塁のチャンスがあったが、得点できたのはフリーマンの2点タイムリーのみ。ことごとくチャンスを潰し、4-6で敗れた。

ドジャースはこれで、18日のナショナルズ戦から3連敗。ここ9試合では2勝7敗となり、12勝11敗。最大6あった貯金も1まで減ってしまった。

ドジャースの公式Xには、苛立つ現地ファンのコメントが多数集まっている。

《ムーキー、フレディー、ショーヘイがいて勝率5割のチームなんて恥ずかしい。デーブ・ロバーツがチームをダメにしてる》(※編集部訳、以下同)

《スランプじゃないよ、これがチームの現状。ひどい選手が多すぎる。ラックス、アウトマン、キケ、テイラー。パヘスはまだ2年早い》

《ベッツ、大谷、フリーマンの3人で4安打8四球。残りの選手は出塁4回だけ。まだ序盤だけど、下位打線は深刻》

《過大評価のチームだ》

《恥ずかしい…デーブ・ロバーツをいますぐクビにしろ!》

現地紙ロサンゼルスタイムズは「悪夢のような本拠地シリーズ」とのタイトルで、連敗を報じている。ドジャースはドジャースタジアムでパドレス、ナショナルズ、そしてメッツと3連戦中で、1勝2敗、1勝2敗、2敗。ドジャースが本拠地開催での3連戦を3連続で負け越したのは、2011年以降、初めてだとしている。

「当面の課題は投手力です。チーム防御率は4.30で、ナ・リーグ15球団中11位。MLB30球団中22位と低迷しています。先発の柱となるカーショウ、ビューラーを開幕から欠いているのは大きい。

ビューラーは近々、3Aでリハビリを兼ねて登板予定ですが、トミー・ジョン手術明けで先行きは不透明。カーショウの復帰は夏以降とされています。

もはや、打ち勝つしかないドジャースですが、1・2・3番を打つMVPトリオ以外の打撃陣も、不振の選手が多い。苦しい状況は続きそうです」(スポーツライター)

20日の試合では、1カ月ぶりに走者が得点圏にいる打席でヒットを放った大谷。しかし21日は満塁の打席で三振し、得点圏打率は21打数2安打で.095に。

OPSは1.049でメジャー7位、長打数16はダントツという成績だが、やはり求められるのは、ここ一番での勝負強さ。そろそろ打たないと、ブーイングも出始めそうだ。

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