前日計量で1.5kg超過→ビール瓶がぶ飲み ガルシアが王者ヘイニー撃破で歓喜もボクシングファン「ちゃんと体作ってほしかった」

判定勝ちを収めたライアン・ガルシア(左)【写真:Getty Images】

3度ダウン奪い2-0判定勝ち

ボクシングのWBCスーパーライト級タイトルマッチが20日(日本時間21日)、行われ、同級6位で挑戦者のライアン・ガルシアが王者デビン・ヘイニー(ともに米国)に2-0の判定勝ちを収めた。ガルシアは前日計量で、リミット(63.5キロ)を約1.45キロも超過しており、王座奪取とはならず。王座は空位となる。

ガルシアが驚きの勝利だ。前日計量では大幅体重超過でかつ、ビール瓶をがぶ飲みするパフォーマンスでブーイングを浴びていた。

海外メディアの報道ではヘイニーに対して、150万ドル(約2億3000万円)の罰金を払っていた。

ガルシアのコンディションが心配され、もともとの下馬評でもヘイニー有利と見られていた一戦だったが、7R、10R、11Rと3度もダウンを奪い、2-0の判定勝ち。王座奪取とはならないが、歓喜を爆発させていた。

まさかの結末にボクシングファンからは「ウソだろ」「ガルシアやっぱ強い」「体重差が効いたのか」「激闘だったがなぜか悲しい」「これは再戦じゃないか」「ちゃんと体作ってほしかった」などと様々な声が上がっていた。ENCOUNT編集部

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