首位に返り咲いたアーセナル、英解説者が粘り強さを評価「今シーズン最も重要な勝利」

写真:アルテタ監督は試合後、選手たちの粘り強さを称賛した

アーセナルは現地時間4月20日、プレミアリーグ第34節ウルブスとの一戦に臨んだ。レアンドロ・トロサールとマルティン・ウーデゴールの得点で勝利したアーセナルは、プレミアリーグで暫定首位に返り咲いた。

イギリス『Sky Sports』で解説者を務める元イングランド代表のジェイミー・レドナップ氏は、勝利したウルブス戦を「アーセナルにとって今シーズン最大の勝利で、最も重要な勝利と議論すべき」とコメントを残した。

アーセナルは前節アストンヴィラに0-2と敗れ、マンチェスター・シティにプレミアリーグ首位の座を明け渡すと、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもバイエルンに敗れ、CLから姿を消した。ウルブス戦はプレミアリーグを制する上で、勝利しなければならないプレッシャーにさらされていた。

レドナップ氏は「今日の試合は(タイトル獲得に向けて)彼らが少しの気概を見せた」と語り、ウルブス戦でのパフォーマンスを評価し、以下のように続けた。

「運の要素もある。彼らは負傷者続出中のウルブスと対戦したが、時々起こることで、そういうことをものにしないといけない。シーズンのこの時期は粘り強く戦うことが重要で、アーセナルは非常にうまく試合したと思う。貴重な3ポイントを手に入れた」

アーセナルのミケル・アルテタ監督は、選手たちが見せたリバウンドメンタリティに喜びを感じており、以下のようにウルブス戦を振り返った。

「これは自分たちを証明する試合だったので、本当にうれしい。トップで戦い続けたいなら、粘り強さを見せなければならない。勝つに相応しい試合だった。我々はしっかりと立ち向かい、意欲を示すことができた」

「今こそ、チームとして自分たちが何者であるか証明する時だ。この数週間を戦い抜いて、結果を得る必要がある。今日の試合で見せた選手たちの反応には本当に満足している」

暫定首位に立ったアーセナルは次戦、チェルシー戦を控えており、その後はトッテナムとの“ノースロンドン・ダービー”とビッグマッチが続いていく。

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