筑後にこだわり続けた画家「尾花成春展」久留米市美術館

うきは市出身の画家、尾花成春さんの作品を一堂に集めた展覧会が、福岡県久留米市の美術館で開かれています。

久留米市美術館で開催されている「ちくごist尾花成春」は、筑後の地にゆかりのある作家の作品を紹介するシリーズ企画展です。

尾花成春さんは1926年に現在のうきは市に生まれ、戦後は福岡の前衛美術集団「九州派」の一員として活躍しました。
15年以上にわたって描き続けた「筑後川シリーズ」などで知られますが、その前後の作品についてはほとんど取り上げられる機会がなかったということです。
今回の展覧会では尾花さんの初期から晩年までの作品約100点を展示し、筑後で制作することにこだわり続けた尾花さんの全貌を紹介しています。
「ちくごist尾花成春」展は7月7日まで開催されます。

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