今永昇太が無傷の3連勝 現地メディアも絶賛「メジャーへの調整容易に見える」

マーリンズ戦で3勝目を挙げた今永昇太(ロイター=USA TODAY Sports)

圧巻の投球だ。米大リーグ・カブスの今永昇太投手(30)は本拠地で行われたマーリンズとのダブルヘッダー第2戦に先発し、6回を投げて5安打3失点(自責点2)5奪三振の好投を見せ開幕から無傷の3連勝を飾った。

苦しみながらも粘り勝った。3回までに許した安打はわずか1本。1―0で迎えた4回一死からベルを遊撃の失策によって出塁させると、続くアンダーソンに左翼線へ適時二塁打を浴び同点。その後はチザムにも右前適時打を許して勝ち越し点を与えると、開幕からの自責0試合もストップ…。6回にはベルにソロを浴びてメジャー初被弾とした。

それでも直後に味方打線が爆発して逆転に成功。チームは勝利し今永は3勝目を手にした。

防御率は0・84でナ・リーグ単独トップ、3勝もリーグトップタイ。現地メディア「スクラントン・タイムズ・トリビューン」は試合前時点から今永を高く評価。「今永昇太はメジャーリーグへの調整が容易そうに見える。これまでのところ彼の存在にはあらゆる価値がある」と絶賛していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社