一関市の第三セクター室根総合開発（及川豊代表取締役社長）が主催する第２７回春のむろね石まつりは２０日、同市室根町折壁の室根石展示場で始まった。展示即売や多彩なイベントで地元の名産・室根石と関連事業をＰＲしている。２１日まで。
室根石は同町内から産出する御影石。墓石や建築などに使用され、旧東京駅などの建材にもなった。現在は庭園造成などでも需要がある。同まつりは室根石をアピールしようと、室根総合開発が設立当初から開催。２０日は石割り体験や、室根石臼での餅つきと振る舞い、石を産出する現場の見学ツアーなどが催された。
