「コンディションが整えば傑出しているが...」冨安健洋の欠場に地元メディアが厳しい指摘「出場時間は25%」「健康状態を維持できなければ契約延長も疑問」

現地4月20日に開催されたプレミアリーグの第34節で、冨安健洋が所属するアーセナルは、ウォルバーハンプトンと敵地で対戦。2-0と快勝し、暫定首位に浮上している。

アーセナルの専門サイト『Pain in the Arsenal』によれば、その試合を欠場した冨安について、ミケル・アルテタ監督は「試合中(17日のバイエルン戦)に打撲を負い、少し腫れもあり、この試合でプレーするにはフィットしていなかった」と説明している。

これを受けて、同メディアは「トミヤスはアーセナルでの在籍期間中ずっと怪我に悩まされており、2021-22シーズンの序盤や昨シーズンの最後の2か月間では重要な試合を欠場していた」と指摘。こう続けている。

「今シーズン、彼がプレミアリーグの試合に先発出場したのはわずか16%、出場時間は全試合のわずか25%に過ぎない」

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記事は「コンディションが整えば、日本のスターはアーセナルにとって傑出した選択肢であり、バックライン全体での多才さがアルテタにとって有用であると証明された」としつつ、こう主張している。

「しかし、もし彼が今後もアーセナルに貢献できるだけのコンディション状態を維持できることを証明できなければ、ここ数か月で2年延長の新契約を結んだ彼の将来について疑問が投げかけられるべきだろう」

今回は長い離脱にはならないとはいえ。欠場の多さに厳しい論調を展開している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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