2024年4月21日、味の素スタジアムでFC東京と対戦したFC町田ゼルビアは立ち上がりからアグレッシブなサッカーを展開すると、14分にセットプレーから先制した。
ファーサイドを狙った仙頭啓矢のコーナーキックに反応したのは、FC東京に在籍経験があるナ・サンホ。そのコーナーキックにダイレクトで合わせた彼の右足シュートは文字通りパーフェクトで、「これは止められない」という一撃だった。
ここしかないというコースに蹴り込む技術は見事というしかない。古巣相手に強烈な一発を突き刺したナ・サンホは凛々しい表情を見せたあとチームメイトの祝福を受けていた。
ちなみに、試合は前半を終えて2-1と町田がリードしている。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)