岩合光昭「心から拍手したい」 ネコ科猛獣の写真集『ほぼねこ』世界的動物写真家をなぜ魅了?

「絶対に飼えないけどペット部門1位」「猫は出てこないけど猫本1位」と話題の写真集『ほぼねこ』3度目の重版に寄せて、NHK『岩合光昭の世界ネコ歩き』など世界的に活躍する動物写真家の岩合光昭氏より称讃のコメントが寄せられた。

昨年12月に発売されたネコ科動物の写真集『ほぼねこ』(RIKU著/辰巳出版)に3度目の重版が決定した。SNS総フォロワー数が20万人を超えるRIKU氏が日本各地の動物園で撮りためたトラ、ライオン、ユキヒョウ、ホワイトタイガーといった大型のネコ科動物の猫のような瞬間の写真を90点以上収録している。

著者のSNSフォロワーや猫好きから支持を得て版を重ね、このたび、世界的な動物写真家でNHK『岩合光昭の世界ネコ歩き』などで猫好きから絶大な人気を誇る岩合光昭氏よりコメントが寄せられた。

「動物園という限られた環境なのに、だけど、動物園ならではの動物たちの魅力を詰め込んだ写真に、心から拍手を。ページをめくるたび、あふれるネコ科愛に浸りながら、幸せな時間を過ごします。」(岩合光昭)

岩合氏は猫のほかにも、アフリカ・サバンナなどでライオンやチーターなどの野生のネコ科動物などを撮影してきた巨匠。猫専門誌『猫びより』(辰巳出版)で24年に渡り連載をもち、猫とネコ科の類似性に着目した写真集『ねこ科』(クレヴィス)なども手掛けている。

巨匠からの賛辞に『ほぼねこ』著者のRIKU氏は「身に余る光栄で、ただただ恐縮です」と驚きを隠せない。

(文=リアルサウンドブック編集部)

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