4連勝の新庄監督が球団に異例のお願い 期間限定“黒ユニ”のビジター化を希望 8戦5勝の高勝率「ファンの方もかっこいいという声が多いので」

 4連勝を決め、ナインを迎える新庄監督(中央)=撮影・中島達哉

 「日本ハム5-0ロッテ」(21日、エスコンフィールド)

 日本ハムが4連勝(1引き分けを挟む)。新庄政権では初、4年ぶりの貯金3となった。

 試合後、新庄監督は「マスコミを通して球団にアピールしたいのがあって」と自ら切り出すと、「このユニホームをビジター用にしたいなと思って。テレビを使ってアピール」と異例の要望を口にした。

 期間限定の黒ユニホームはこの日がラスト。「ファンの方もカッコイイという声が多い。僕が好きなのは白のベルト」とデザインはもちろん、縁起の良さもお気に入りの要因で「このユニホームで5勝2敗1分け。会見終わって、お願いしにいきます」とうなずいた。

 この日はここまで未勝利だった加藤貴が9安打を浴びながら完封で今季初勝利。チームは前日の北山に続いて、2試合連続の完封勝利となった。

 打線は四回に猛攻。万波、マルティネスが連続アーチ。さらに加藤豪の左前打、清宮の四球で一、二塁とし、田宮が中前適時打で加点。2死後、スタメン抜てきの中島も左中間へ適時打を放った。チーム初安打から5連打を含む6安打を集中した。

 新庄監督はあらためてユニホームの話題に「無理やろうなあ。ちょっと変えられるか分からないけど、トライ型なんで。これは雰囲気あるんですよね、うん。ビジター用にならないにしてももう一回。今日でおしまいだけど、もう一回お願いしたい。好きですね」と笑顔を浮かべた。

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