【楽天】辰己涼介のボーンヘッド走塁で追加点逃す…今江監督はベンチでぼう然

楽天・辰己涼介

楽天・辰己涼介外野手(27)が21日の西武戦(ベルーナ)3回走塁でボーンヘッドを犯し追加点のチャンスをつぶした。

場面は3回、村林の先制打で1点を先取しなおも一死一、三塁の好機だった。ここで3番・小郷が右翼ライン際への大飛球を放った。犠牲フライには十分な飛距離だったが、これを西武の右翼手・若林が背走しジャンピングキャッチで好捕した。その瞬間、三走・辰己はアウトカウントを間違えたのか、悠々とホームを駆け抜け、どこか状況を把握できていない様子。事態を把握し、慌てて三塁に帰塁しようとしたが、もちろん時すでに遅し。

ボールはスーパーキャッチした若林から二塁手・外崎を経由して三塁手・佐藤龍へと転送され併殺が完成した。

この状況を一塁側ベンチから見守っていた今江監督はぼう然。座ったまま険しい表情を崩すことはなかった。

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