小林美駒が福島のメインレースで鼻差Vに「やった~」 一日3勝の大活躍に大興奮

 福島11Rをアシャカタカで制し、この日3勝目を挙げた小林美駒(左)

 21日に行われた福島11Rの福島中央テレビ杯で、小林美駒騎乗の9番人気アシャカタカが逃げ切りV。後方から強襲した2着トーセンエスクードの猛追を鼻差しのぎ切った。

 長い写真判定の末、電光掲示板に『8』の数字が一番上に点灯した瞬間、「やった~!」と飛び跳ねた美駒。「うまく逃げられればと思っていましたが、思っていた以上に馬が頑張ってくれました。初勝利を挙げた思い入れのある馬で、初めてメインレースと特別戦を勝たせてもらってうれしいです」と興奮気味に語った。

 福島リーディングは勝利数で並びながらも2着の差で丹内に譲ったが、この日は自身初となる一日3勝の大活躍。好調の波に乗って、次開催は地元・新潟へ。「(福島)リーディングを狙っていたので悔しいですが、悔しさをバネに地元で獲れるように頑張ります」と気持ちを新たにしていた。

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