【巨人】小林誠司の先制犠飛は降雨コールドで幻に…阿部監督「敵地の引き分けは勝ちに等しい」

巨人・先発の高橋礼(左)と小林誠司

巨人の阿部慎之助監督(45)が降雨コールドの引き分けに終わった21日の広島戦(マツダ)を振り返った。

技あり打も「幻」に終わった。巨人は0―0の6回に丸の二塁打と佐々木の中前打で無死一、三塁とチャンスメーク。ここで小林が犠飛を放って待望の先制点を奪ったが、雨脚が強まったこともあり直後に試合が中断、コールドゲームとなったために得点は認められなかった。

これでこの週は6試合で3引き分け。阿部監督は「前向きに考えていこう。負けなかったしね。こういう1週間は長いシーズンやっていればあると思うし。また、(東京に)戻って切り替えてね」と前向きに回顧。「3勝3敗だと思ってね。敵地の引き分けって勝ちに等しいと思う。3勝3敗だと思って帰ろうと思います」と明るい表情を見せた。

翌週からは茨城での地方開催を含む本拠地・東京ドームでの首位・中日3連戦からスタート。「みんな徐々に調子も上向いてきた」と指揮官が評するナインが奮起することはできるか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社