巨人・阿部監督「前向きに考えていこう」小林の犠飛は幻に。0-0の5回降雨コールド

広島 0 - 0 巨人
<6回戦・マツダスタジアム>

巨人は21日、マツダスタジアムで行われた広島戦、5回降雨コールドで0-0で引き分けた。

巨人は0-0の4回に坂本勇人、岡本和真の連打で無死一、二塁とし、一死後、佐々木俊輔の四球で満塁としたが、小林誠司がスクイズを試みるも投ゴロ、吉川尚輝が左飛に倒れ得点することができなかった。

5回終了時点で0-0だったが、0-0の6回に小林誠司の犠飛で先制。しかし、6回表の攻撃中に降雨コールドとなり、6回表の攻撃が終了していなかったため、巨人の得点が認められず小林の犠飛は幻に。結局0-0で終了となった。

阿部慎之助監督は「前向きに考えていこう。負けなかったし、こういう1週間も長いシーズンやっていればあると思う。また戻って切り替えてみんな段々上向いてきているし、反省はしっかりして、反省点はバントでちゃんと送れないだけだから。難しいのはわかっているんだけどね。そこを決めてこそ得点になりやすい。そういうのが野球だと思うので」と振り返った。

巨人は甲子園、マツダスタジアムでの敵地での6連戦を3分け3敗で終えた。阿部監督は「大きいし3勝3敗と思って、敵地の引き分けは勝ちに等しいと思うし、3勝3敗だと思って帰ろうかなと思います」と前を向いた。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)

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