店主が人生を賭けて作ったうどん!「ツル、モチ、シコ、うどんの良さが全部入ってる」と松岡修造が北九州発“豊前裏打麺”を絶賛

うどん通の間で知られる「豊前裏打会」の総本山、福岡県北九州市にある「津田屋官兵衛」。店を訪れた松岡修造さんは、店主が「人生を賭けて作った」という「ざるうどん」を食べ、「本気を感じる」と感動しました。

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松岡さんはつやつやとしたうどんを前に、「色がちょっと違う」と感想を伝えて早速ひと口すすると、「これは初めての食感です」とびっくり。「ツル、モチ、シコ、うどんの良さが全部入ってる。噛んでいるときに何とも言えない味が出てくるんですよ」とほほ笑みます。

そして、「これはおいしい。本気を感じます」と語ると、店主の横山和弘さんは「ありがとうございます」とうれしそうな表情になり、3種類の小麦をブレンドし、讃岐うどんのようなコシを残しつつ、のどごしを追求して、「極限まで麺を細くした」とこだわりを教えてくれました。

「豊前裏打麺」の意味を松岡さんがたずねると、横山さんは「讃岐などの製法を仮に“表”としたら、僕は我流。湯がきも違う、加水の問題も違う」と謙遜しつつ、「自分なりに研究して最終的にこれが出来上がった。これしかないと腹を決めた」と、うどんにかける熱意を明かします。

「すごい」と、その熱意に感動する松岡さんの目の前に、弟子の田中悠介さんが山盛りにごぼうの天ぷらが載った「ごぼ天うどん」を運んでくると、「何ですかこれは!どうやって食べるんですか!?」と目を見開く松岡さん。

「ごぼ天を手でちぎって食べても良し、汁に浸して食べても良し」と教えられた松岡さんは、「まずはこうやって食べるだろうな」と、大きなごぼ天を手に持ってかぶりつき、続いてうどんもひと口。

目を閉じて味わい、「圧倒された感じです。ご主人の生きざまをいただいている」としっとり語ったかと思いきや、急に田中さんに対し、「ちゃんと受け継いで行け!」と熱いエールを飛ばします。しかし、ちょっと間をおいて「偉そうだな」と自分で吹き出していました。

(『くいしん坊!万才』4月21日放送分より)

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