【日本ハム】新庄監督が異例の“黒ユニ”継続要望 チーム好調で「何か雰囲気あるんでね」

日本ハムの黒ユニホーム

日本ハムの新庄剛志監督(52)が21日のロッテ戦後、報道陣を前に異例の「黒ユニ」継続を要望した。

日本ハムは今月5日の西武戦からホーム8試合限定で本拠地開場1周年を記念して球場の屋根をモチーフにした黒色の限定ユニホームを着用。この日が限定ユニの最終戦だった。

だが、この間の成績が5勝2敗1分と好成績だったこともあり、新庄監督は試合後、自ら「マスコミを通して球団にアピールしたいことがあって…」と前置きしたうえで「この(エスコン1周年記念の)ユニホームをビジター用にしたい」と宣言。「まだ球団には言ってないんですけど、ファンの方からも『かっこいい』という声が多いので。(今の)ビジター用ユニホームもいいデザインですけど、少しだけオーラが消えるので」と語り、直接球団に変更を直談判していくことを明らかにした。

通常、公式戦で使用するユニホームは事前の承認が必要と言われる。だが、指揮官はチームが引き分けを挟み4連勝と勢いに乗ることもあってか、無理を承知で今後も訴え続けていくという。

「2年間かけてデザインしたユニホーム代えられるかどうかわからないんですけど。一応僕、トライ型なんで(笑い)。トライしてみようかなと。これ(限定黒ユニ)は何か雰囲気あるんでね」(新庄監督)

これまで50歳目前でのトライアウト挑戦や電撃監督就任など不可能と思われたことを可能にしてきた男だけに…。指揮官の切実な思い。果たして実現するのだろうか。

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