首位ソフトバンクはオリックス宮城大弥を攻略できずに敗戦 9回絶好機も生かせず 2位日本ハムとは1差

5回の攻撃を終え、選手交代を告げる小久保監督(撮影・穴井友梨)

◆ソフトバンク1―3オリックス(21日、ペイペイドーム)

首位のソフトバンクが敗れ、2位の日本ハムに1ゲーム差に迫られた。

先発のスチュワートは3回、西野真弘の二塁打で先制を許した、4回2死、近藤健介が宮城大弥から右翼ポール際に4号ソロを放って同点。だが直後の5回、スチュワートが頓宮裕真の適時打で再び勝ち越しを許し、5回5安打2失点で降板。今季3度目の先発でも初勝利はならなかった。8回には4番手の又吉克樹が西川龍馬に適時二塁打を浴びた。

周東佑京が家庭の事情で欠場したソフトバンク打線は宮城に5回から8回までパーフェクトに抑えられた。9回には今宮健太と山川穂高の安打で2死一、三塁として、一発なら逆転サヨナラの場面を迎えたが、近藤が空振り三振に倒れ、宮城に完投勝利を献上した。

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