オリックスに敗れ、ベンチを後にする小久保監督(左から3人目)(撮影・穴井友梨)
◆ソフトバンク1―3オリックス(21日、ペイペイドーム)
ソフトバンクはオリックスの宮城に完投勝利を許した。5安打で近藤のソロ本塁打による1点にとどまった。試合後、小久保監督の一問一答は以下の通り。
―宮城が隙のない投球。
「そんな簡単に打てないですよ。チャンスは、三塁にいけるのが1試合で多くて2回ぐらいのピッチャーですからね」
―近藤が緩いカーブを一発。
「あのカーブはランナーがいたら使わないんですけどね。ランナーいないときには結構投げてくるので、誰かが仕留めてくれたらなという話しはしていた」
―1番には野村勇を起用した。
「宮城にどうかなと思って(使った)。1打席目(中飛)はいい感じだったんですけどね。あのチャンスのところ(3回1死一、三塁で空振り三振)はバットに当ててくれたらなという感じだったんですけど、そんなに甘くないです」
―スチュワートはなんとかゲームをつくった。
「打たれるとかフォアボールは全然いいんですけど、(守備の)バックアップはちゃんと行かないと、勝ち運は向いてこないです。やることやらないと」
―長谷川や沢柳が好投。
「長谷川も沢柳も投げたのが(7日の)楽天戦以来なので2週間か。よくストライクが入りましたね。たいしたもんです」
―長谷川は2イニング。
「(2連投中の投手が多く)今日、延長に入ったらほとんどピッチャーがいなかったので。作戦的にも同点狙いより逆転狙いだった。まあ作戦のところはなかったけど。よく投げてくれたと思います」