「美しい仮名文字が書けるように」弘法大師の命日に金剛寺で40回目の筆供養【岡山】

役目を終えた筆に感謝し、書道の上達を願う「筆供養」が岡山市北区の金剛寺で行われました。

金剛寺の筆供養は、弘法大師の命日にあたる4月21日に毎年行われているもので、今年で40回目です。

書家の寺谷和子さんが、境内の筆塚に使い古した筆を納めたあと約120本の筆が積まれた護摩壇に火が入りました。

読経の中、参加者たちは感謝の心を込めて、護摩壇に愛用の筆をくべてゆきました。

(寺谷和子さん)
「一年間私のために動いてくれた筆に感謝を込めてありがとうという思いです。美しい仮名文字が書けるように願いを込めて」

参加した約30人は、書道の上達を願い手を合わせていました。

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