韓国代表FW孫興民はワールドクラスではない! 実父が持論展開「人柄が伴わなければならない」

韓国代表FW孫興民(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのトットナムに所属する韓国代表FW孫興民(ソン・フンミン)は〝ワールドクラス〟ではない! 同国メディア「OSEN」によると、父親である孫ウンジョン氏が主張しているという。

孫は世界最高峰リーグで活躍を続け、2021―22年シーズンにはアジア勢初となるリーグ得点王に輝いた実績もある。代表でもエースとしてチームを引っ張っている。世界的な選手の一人として数えてもおかしくないが、同メディアは、韓国の人気バラエティー番組で、同氏が冒頭の主張を展開したと伝えた。

同メディアは、韓国メディア「連合ニュース」の報道を引用して、ウンジョン氏の定義するワールドクラスに言及。同氏は自身の著書の出版会見で「ボールをうまく蹴れるからといって、ワールドクラスになれるわけではない。人柄が伴わなければならない」と語った。

そのために読書の重要性を説いた上で、親子関係に関しては「子供に直さなければならないところあったら、友達同士でそれができるだろうか? いや、改善することはできない」と友達のような関係性ではいけないとした。

同氏は、自身も元プロサッカー選手で、幼少期から息子を指導し、ユース年代のドイツ留学時には、ともに同国へ渡った。父としてだけではなく、指導者として厳しく接していたことから、簡単に孫興民を認めるわけにはいかないのかもしれない。

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