【続報】小松島航空基地のヘリ墜落  防衛省が機長の名前公表

海上自衛隊・小松島航空基地に所属するヘリコプターが4月20日夜、伊豆諸島の鳥島の東の海域で訓練中に墜落しました。

墜落した別の1機と衝突した可能性が高いとみられます。

墜落したのは、海上自衛隊の小松島航空基地と、長崎県の大村航空基地に所属する哨戒ヘリコプター、あわせて2機です。

防衛省によりますと、20日午後10時38分ごろ、伊豆諸島の鳥島の東の海域で、2機と相次いで連絡が途絶えました。

防衛省は、2機のフライトレコーダーが近くで発見されたことから、「2機が衝突した可能性が高い」としています。

2機にはそれぞれに4人ずつ、合わせて8人が乗っていましたが、収容された1人が死亡、7人が行方不明となっています。

防衛省は、それぞれの機長の名前のみ公表していて、小松島航空基地所属のヘリは、板村一輝3等海佐が機長をつとめていました。

当時2機は、潜水艦に対する夜間の戦闘訓練をおこなっていたということで、

自衛隊や海上保安庁が捜索を続けています。

© 四国放送株式会社